【試合後会見】大量失点がつづく北海道。主将・室田「勝つために準備してきたか、もう一度考えた方がいい」

【試合後会見】大量失点がつづく北海道。主将・室田「勝つために準備してきたか、もう一度考えた方がいい」

2026年10月10日/小田原アリーナ
メットライフ生命Fリーグ2026-27 第15節
湘南ベルマーレ 6-2 エスポラーダ北海道
出席者:平山将望監督/室田祐希主将

ーー試合を振り返って。

平山:
個人的にも、チームの状況的にも、負けてはいけない試合だったと思いますが、結果2-6と惨敗してしまったという形です。自分たちのやるべきこと、「こういう風にやっていこう」ということをトレーニングしてきたんですが、噛み合わせの部分でうまく出せなくて、エラーが多くなり、失点してしまった。ただ、前半に2点取れている部分もあるので、攻撃というよりは切り替え、攻撃から守備や、守備から攻撃の部分で多くエラーが出てしまったな、と。そこを突かれて6失点という結果になったと思います。

室田:ここ最近の試合で同じような失点ばかりしていて、本当にしょうもない失点が多すぎるし、前半で4失点もしたら勝てないよな、って。僕たちは得点力があるチームではないので、ロースコアでハーフタイムまでいって、そこからギアを上げるというプランでやっていこうと話しています。それなのに開始50秒で失点して、前半だけで4失点もしていたら、勝てるものも勝てないな、と思います。

ーー失点について。中断明けで二桁失点が2試合、今日も6失点です。すぐに改善できるものではないものの、この短い期間での失点を振り返ってどのような取り組みをしているのか、心がけていることはありますか。

平山:そうですね。まずは、ブロックして引いて守るのか、前からいくのか、というところの整理をしています。時間帯によって前からいくこともあれば、それをずっとつづけるのは難しいので相手の強度なども含めて見て、一旦ラインを下げて奪ったときに出ていく、というトレーニングをまず行っています。また、一回引いているので、相手が全員自陣に入ってくるような状況からどう攻撃につなげていくのか。もしくは攻撃にいかなくても、相手ボールになったときに安定した状況での守備をもう一度できれば、とトレーニングはしていたんですけど。守備の認識が揃っていないということではないんですが、個人、個人が上回られたところで失点し、プランどおりにいっていない試合が多くなってしまっているという状況です。

ーー数的不利になった状況で、GKの町田憲信選手が交代出場しました。室田選手が何度か声をかけていたと思いますが、あのような守り方が難しい状況で、どういった声をかけたんでしょうか。

室田:町田選手は前半、戸田選手が怪我をしたタイミングでも少し入りましたが、初めてのリーグ出場でした。点差が開いている状況でしたし、自分のプレーを出してスタメンを奪うチャンスでもあると思ったので、「楽しんでプレーしてくれ」といったことを伝えました。

ーー今シーズン、F1に戻ってきて、相手の強度や試合数もF2とは異なる状況です。先ほど「後半にギアを上げる」という話もありましたが、後半の序盤、室田選手が溜めてからパスを出したときに誰にも合わなかったり、仕掛けるチャンスはあったもののカウンターにつながらなかったり、守備だけではなく攻撃にも課題があると見ています。全27試合で考えると、ちょうど折り返しのタイミングですが、F1に復帰してからのチームや自分自身を今、どのように捉えていますか。

室田:分かっていたことですが、F2と比べてプレーの強度もスピードも2つも3つも上です。僕は戸惑ってはいませんが、チーム的には経験が少ない選手が多いので、どうなるかと見ていました。やっぱり得点力の高さや質が格段に違うので、本当にちょっとしたミスが失点につながります。本当は僕らが相手のミスを突いて、しっかりゴールにつなげることをしなきゃいけないんですが、ここ数試合はそれを逆にやられてしまっています。本当にチームとして改善していかなきゃいけないところですね。そして、僕自身はやっぱりF1は楽しいです。いろいろな選手がいるし、強度も高いので、楽しんでプレーしています。

ーー北海道は地理的に、アウェイとの気候の差や長時間の移動など、どうしてもコントロールできない部分がありますが、若い選手が戸惑う部分や慣れない部分に対してベテランとして何か伝えたり、働きかけたりすることはありますか。

室田:そこの部分に関しては、各々が最善の準備をするだけだと思っているので、僕が何かを伝えることはないです。ただ、練習から何度も言っているんですが、本当に試合に勝つために準備してきたのかは各々がもう一回考えた方がいいのかな、と思います。