【試合後会見】ホームでは約4ヶ月ぶり。勝利のダンスに湘南・伊久間監督、涙をこらえ「勝つとみんな笑顔でいいですね」

【試合後会見】ホームでは約4ヶ月ぶり。勝利のダンスに湘南・伊久間監督、涙をこらえ「勝つとみんな笑顔でいいですね」

2026年10月10日/小田原アリーナ
メットライフ生命Fリーグ2026-27 第15節
湘南ベルマーレ 6-2 エスポラーダ北海道
出席者:伊久間洋輔監督/堀内迪弥主将

ーー試合を振り返って。

伊久間:
いつもどおり、ホームの熱い声援の中で戦えたこと、本当に感謝しています。試合はこの後半戦、先週の北九州と今回の北海道に関しては、リーグを占う我々の目標、「残留するぞ」ということに全員で向かえた試合でした。 早々に先制できたことも非常に大きかったです。失点の部分は少し、みんなが点を奪いたいこととディフェンス面が逆になってしまったところは反省点です。ただ、その後も全員が「ゴールを奪わないと勝てない」と統一してできたと思いますし、後半、先に取るか取られるかで大きく違うという点で、取り組んできたカウンターから得点を重ねられたことが勝因だと思います。まだまだ課題となるものはたくさんありますが、とにかくこのホームで勝てたことは非常にうれしいです。これからどんどん上がっていけるようにできたらと思います。

堀内:今日もありがとうございました。内容ではないところで言うと、シーズン当初は優勝を目指すとか、勝たないといけないとか(話していて)、どの試合も絶対に勝たなければいけない試合だったんですが、自分たちがそれを崩してしまったというか。結果がついてこなくて、8試合勝ちもなく苦しんだ前半戦でした。現状、優勝よりも「まずは1勝しよう」というところと、さっき監督からも話があった「残留」というところに少し目標を切り替え、北九州戦と北海道戦、順位が近い相手に勝たないといけない、と話をして挑んで勝利できました。これはチームとして本当にプラスの要素であるし、間違いなく次につながると思っています。本当に勝ててよかった。そう思っています。

内容に関しては、6-2で勝ってはいますが、相手がキーパー攻撃を仕掛けてきたときに少し欲が出て軽く飛び込んでしまったし、ロストが多かったり、相手が前進しているのにただロングボールを放り込んで相手ボールになってしまったりがあったので、いろいろ課題はあります。そこはしっかり見つめ直して、また次に向かってがんばりたいと思います。

ーー目標を優勝から残留に変えたというコメントがありました。今日の6得点は全員違う選手でしたが、目標を変えたことで思い切りの良さが出たなど、変化はあったのでしょうか。

伊久間:どうですかね。うちって良くも悪くも、大敗しても大勝しても、そんなに練習は変わらないんですよ。逆に言うと、やろうとしていることをコツコツやってはいるんですよね。だから、この2試合、勝たなきゃいけないというところで、いろいろ改善することがある中でも「こことここだけやろう」とやることをちょっと絞って。相手に対しても「ここを狙っていこう」と決めたことを選手たちがやってくれて、それが得点に結びついている。多分みんながそういったことを練習からやってくれて、試合でできた、ということだと思うんですね。だから、何かを変えたというよりは、みんなが同じ「得点を取らなきゃ勝てない」という認識に対して「どうやって取るか」を常に意識してくれたことが良かった、というところです。

あとは守備の意識。もちろん2失点はしているんですが「どんなときでもしっかり守備をしよう」と、そこからカウンターや得点に結びついたと思います。特に何かを変えているわけではないんですが、点が入ってくると自信になっていく、ということだと思っています。

堀内:僕が思うのは、理想が高かったのかなって。 優勝を目指している中で敗戦がつづくと感情的になってしまい、やるべきことを見失うというか。いろいろなストレスがかかってしまうので、一旦自分たちの現在地を確認して「下位チームにはしっかり勝つ」というようなマインドをクリアにできたことで、少しストレスがなくなり、みんなで共通の認識を持てたことが良かったのかな、と思います。

ーーサポーターから厳しい声が飛んだ時期もありましたが、ホームで点差をつけ、ゴールシーンもたくさん生まれて、勝利のダンスを踊って一緒に喜べた気持ちはいかがでしたか。

伊久間:そうですね。 勝つとみんな笑顔でいいですね。

(涙をこらえながら)うちのサポーターは、負けているときでも応援してくれるし。だからやっぱり本当に、選手は全員本気でプレーしていますし、とにかく勝ちに向かっていくしかないな、勝ったときはやっぱりみんな笑顔になれるな、というところですね。

堀内:いろいろぶつかり合ったりもしていますけど、本当にどんなときでも応援してくださっているので、感謝の気持ちでいっぱいです。勝ったらみんな笑顔になれるので、勝ちを多く届けたいな、という気持ちでいます。

今シーズン、期待をさせておいて不甲斐ない結果で前半戦を終えました。めちゃくちゃ苦しい、悔しいシーズンなんですが、こういう苦しいときを仲間と一緒に乗り越えることがすごく大事だと思うし、シーズンの最後には、優勝はしていないかもしれないですけど・・・みんなで笑えたらな、と思っています。