【試合後会見】開幕戦勝利の浦安・茨木監督「優勝することしか考えていない」

【試合後会見】開幕戦勝利の浦安・茨木監督「優勝することしか考えていない」

2026年5月30日/バルドラール浦安アリーナ
メットライフ生命Fリーグ 2026-27 ディビジョン1 第1節
バルドラール浦安 4-2 ボアルース長野
出席者:茨木司朗監督

ーー試合の総括をお願いします。

改めて、今シーズンがスタートしたな、という気持ちです。1700人以上の方に会場に足を運んでいただき、このような舞台で私たち、そして選手たちがプレーさせてもらえたことは、本当に言葉にしても感謝を伝えきれません。自分たちはこうやって結果で示し続けることでしか恩返しはできないと思っているので、まず開幕戦をしっかり勝利できたことはとても喜ばしいです。

ーー本石選手やイゴール選手といった主力が退団し、新たな選手も加入しました。開幕に向けて、どういったところに重点的に取り組みましたか。

入ってきた選手が抜けた選手を補完する必要はないと思っていましたし、補完しようと思ってもしきれないタレントだったのは事実です。チームをつづけている以上、避けては通れない話です

選手が入れ替わり、二週間ぐらいで、新加入や昇格してきた選手たちを含めて、彼らの持っているものを最大化できる戦い方、システムは何か模索しながらやってきました。誰がいなくなったから、というのはなく、いる選手たちの色をしっかり出せれば、と準備をしてきました。

ーー新加入の清水誠也選手や高橋響選手には、それぞれ特徴や求める役割があると思います。その中でも清水選手は攻撃しつつ守備、高橋選手はスタメンで出て相手を抑えながら攻める場面もありました。フィットしそうな感触を受けました。

そうですね。高橋選手に関しては、長く横浜でプレーをしていたので、関わっていた指導者の文脈がある程度似ている部分がありました。比較的すっと、かなり早い段階でアジャストしてきました。

清水選手に関しては、複数のチームを渡り歩いてきている経験もありますし、何より彼のパーソナリティ、今年度のチームにとってすごく重要な部分を彼にしっかり渡せると思いました。彼自身、FOOTBOZEでフットサルをやっていた中で18,19歳ごろに上のカテゴリにチャレンジする、となったときに一緒にプレーをした経緯もあります。長い時間を共に過ごした関係でもあり、僕の思いや持っている背景を十分に理解してくれているので、他の選手よりは恐らく、伝わるのが早いのかな、と思っています。7週間でしっかりとアジャストしてくれた印象です。

ーー菅谷知寿選手がキャプテンに就任しました。表に立ち、力強くチームを引っ張っていくタイプとはまた違うと思いますが、菅谷選手を任命した理由を教えてください。

昨シーズンは優勝した後ということもあり、本気で全タイトルを獲ろうと思っていました。そういうことを考えたときには、(前キャプテンの)本石しかいないだろう、と。彼がピッチの上で仕事をし続けて、背中で示し続ける。怪我をするまでは想像どおりだったんですが、彼が怪我をしてからの他の選手たちの振る舞いを見ていて、今年はなんというか絶対的な、孤高の存在を作るよりもチームの色として(菅谷がいいのでは)。今シーズンを戦力ダウンと取るかどうかは、みなさんの考え方にお任せしますが、僕はチームのカラーが変わったと思っているので、今シーズンのチームで一番前を走るのは菅谷なんだろうな、と。

開幕から3セットを使い切って戦いましたし、本当にチームみんなで手を取り合って、背中を押し合ってやっていくには、菅谷は適任だと思います。表に出るタイプではないように見えるんですが、その分、本当にフラットな選手です。そういった側面もあり、僕が表に出したという感じです。

ーー昨シーズンは就任初年度に連覇を目指す難しいシーズンで、勝つことの難しさも実感されたと思いますが、今シーズンの目標はなんでしょうか。

優勝することしか考えていません。とはいえ、今から27試合を見るのはなかなか難しいので、1試合、1試合を勝つために、最善を尽くしていきます。去年は自分自身も勝ち急いだというか、シーズンの頭にかなりの完成度を持って入って、途中で一度失速した経緯もありました。今年に関しては、完成を求めていないわけじゃないですが、自分の中ではまだ6割から7割の感触です。ただ、一昨年優勝した経験、昨年の共に戦った経験があるから、今日の難しいゲームでもしっかり力強さを示して勝ってくれたと思っています。一つずつ、トライアンドエラーを繰り返しながら、勝点を毎週積み重ねていかなければならないと思っているので、多少、余白を残しながら開幕に入ってきているのも事実です。