【試合後会見】長野・山蔦監督「僕たちだけでゲームを作るのは不可能なレベル」

【試合後会見】長野・山蔦監督「僕たちだけでゲームを作るのは不可能なレベル」

2026年6月5日/小田原アリーナ
メットライフ生命Fリーグ2026-27 ディビジョン1 第2節
湘南ベルマーレ 4-3 ボアルース長野
出席者:山蔦一弘監督/米村尚也主将

ーー試合の総括をお願いします。

山蔦:全体としては、そこまで悪いゲームではなかったとは思います。ただ、前半の立ち上がりであったり、後半の立ち上がりであったり、一瞬の集中力の欠如で試合が決まってしまったかな、というところがあります。その集中力を湘南が綺麗についてきたな、というところです。

あとは全体として、レフェリーも含めて、はっきり言ってFリーグのレベルではないと感じました。ボールが出たところが分からない、判定が曖昧、ハンドも見られない、ファウルも見られない、では試合ができないです。

米村:40分を通して自分たちで展開を難しくしてしまったところが大きいです。失点してしまってからのスイッチを入れるべきところは間違っていなかったと思うんですが、失点をしてしまってからでは遅いですし。立ち上がりの失点と後半立て続けの失点、自分たちはディフェンスを売りにしているチームなので、4失点もしてしまってたら勝てないのがF1のレベルだと思います。監督も言ったとおり審判などの問題があるにしても、そういうところはスタッフがマネジメントしてくれています。アウェイにも関わらずたくさんのサポーターが駆けつけてくれている中で、選手たちはピッチの中でどんなことがあろうと結果を出して勝利を届けることが仕事だと思うので、その中で勝てなかったことはチームとしてすごく悔しいです。

ーー1点差で折り返し、ハーフタイムには追い上げられるような自信や気迫を強く感じました。ですが、第2ピリオド立ち上がりから失点がかさみ、早い段階からパワープレーを選択しました。GK橋野選手を使っての攻撃も形がある中、パワープレーを選択したことでガリンシャ選手の2得点が生まれましたが、どのような判断をしましたか。

山蔦:3点差がついたこともひとつですし、3点差を返すには何か大きく変えないと難しいと思ったので、勝つことが目標と考えたときにガラッとゲームを壊しにいくというところで早めの選択をしました。

ーー昨シーズンは苦しんだシーズンでした。ディフェンスのチームというコメントもありましたが、同じような状態にならないために一番高めていきたいところはどこでしょうか。

米村:挙げればキリがない、と言ったらそこまでなんですが、絶対にやってはいけない失点があると思っています。今日でいうと、相手のタイムアウト後の失点だったり、全失点に何かしら、スイッチが切れる瞬間があった。前半の立ち上がり、タイムアウト後の失点、後半も立ち上がりに2失点。正直、目に見えない部分なのかな、と感じていますが、全員、気持ちが入っていないかと言ったらそうではないと思います。ただ、ピッチの中にいる選手がしっかりと話して変えていかないといけないところもありますし、自分たちの持ち味としてディフェンスのチーム、あとはセットプレーでの得点を武器に戦っている中で、今日にはセットプレーで2失点。自分たちが武器にしている部分を相手の武器にされてしまうと、勝てるものも勝てなくなると思います。

もちろんパワープレーも自分たちの武器ではあるんですが、そういうところを修正していくには、抽象的かもしれないですが、トレーニングから自分たちと向き合って、この強度でやっていくしかないと思います。すべて、と言ったらすべてかもしれません。

山蔦:最後に。言っても仕方がないことかもしれないですし、言ってもおそらく何も変わらないんですが、本当にFリーグのレベルじゃないとすごく感じました。今日の試合に関しては、点を取るためにタイムアウトを取っているのに、レフェリーにハーフウェイライン際からのキックイン(でのリスタート)とされて、5メートル以上ズレたところでボールの出た場所も分からない。これでFリーグでレフェリーをやって「後で検証しています」と言われても、僕らはそのときに検証してもらえないとダメですし。ハンドやファウル(の見逃し)も多少はありますが、あまりにもひどい判定だったな、と思います。

それが原因で負けたとは思いませんがいつもレフェリーが「見に来ているお客さんやサポーターのために」と言うのであれば、同じようにゲームを作ってくれないと、僕たちだけでゲームを作るのは不可能なレベルだと思います。ぜひ、伝えてほしいです。