【試合後会見】名古屋・木暮監督、逆転劇を振り返り「選手全員がこの勝利に貢献した」
2026年7月18日/町田市立総合体育館
メットライフ生命Fリーグ2026-27 ディビジョン1 第8節
ペスカドーラ町田 5-7 名古屋オーシャンズ
出席者:木暮賢一郎監督/清水和也主将
ーー試合の総括をお願いします。
木暮:本当に厳しい、タフな試合だったと思います。町田の会場を含めた熱気を感じる厳しい中で、スコアもずっと追いかけていて、2回、2点リードされた苦しい展開でした。選手たち、スタッフも含めて最後まで自分たちを信じて逆転してくれたことは、本当に素晴らしいと思います。もちろん改善するところは改善しないといけない。そういうゲームでもありますが、こういった直接対決という難しい状況で勝てたことは良かったと思います。しっかりと休んで回復して、次のホームゲーム、しながわ戦に向かいたいと思います。
清水:非常に厳しいゲームになりました。最初からこういうゲームになるだろうと予想はしていたものの、バタバタとミスから失点してしまったところは、しっかりと反省して改善していかなくてはいけないです。ただ、今シーズンは自分たちが最後まで戦って、やりたいことを見せ続けるというところをしっかりと出せているので、最高の結果がついてきたのかな、と思っています。監督も話したように、しっかり休んで、また次の大一番に向けていい練習をしていきたいと思っています。
ーーこれだけの選手が揃っている中で、さらに少数精鋭で出場時間にグラデーションを作りました。終盤までリードすることなく追いかける展開となりましたが、そのような想定はしていましたか。また、トップレベルの選手がそろっていてもこのような試合展開になったことで、学びを得たことがあれば教えてください。
木暮:出場時間に関してはもちろん、監督の決断として偏りがあったと思います。町田が通常であれば3セットできっちり回してくるところを、2セットに変えてきた。まったくの予想外ではなく「いつかやるんだろうな」と思いながらも、昨年から基本的には崩してこなかったところなので、こちらとしても彼らの2セットに対してどうイニシアティブを取りながらゲームを進め、うまく流れを引き寄せるか、というところでした。追いかける時間が長いということは、ゴールを取りに行かないといけない。スコアありきのスポーツなので、攻撃的な選手が長くプレータイムを持つのは自然なことだと思います。こちらが追いついて、逆転すれば違った進め方もあったでしょうが、追いついては引き離され、どうしても追いかける展開だったので、攻撃的な陣容になったというところです。
学びを得たところは2つあって、試合前にも話したんですが、こういった大きいゲーム、大事なゲームは非常に経験が物を言います。また、チャレンジすることでのミスとは必要ですが、相手にプレゼントを与えてしまうようなミス、勝敗を分ける決定的なもの、そういったものが今日は出てしまいました。新しいチームですし、プレシーズンから怪我人が出たり、合流が遅れた選手もいるので、先ほどのプレータイムの話にもつながりますが、全員が揃って良いコンディションで練習をできている回数も多くはない中で、こういったタフなゲームがつづいています。そういったところは、ミスも含めて考えていかないといけないと思います。
とはいえ、こういう苦しい状況をパワープレーをせずに、自力でひっくり返すことができるというのは、今いる選手の強みと、ここまで名古屋オーシャンズが積み重ねてきたチームとしてのプライドや経験という2つの側面が両方出たな、というところです。新しく名古屋に加わった選手たちも日本トップの選手であることは間違いないですが、名古屋のエンブレムをつけて力を発揮することは日々の練習も含めて特別な難しさ、特別なプレッシャーがあります。なので、チーム全体として勝ちながら学びに変えられたことを良しとして。ただ、しながわ戦も同じように相手にプレゼントしてしまうと、いつもいつもうまくいくプランはないと思うので、メンタル面、細かいところを修正したいと思います。プレータイムの短かった選手も、ここに来ていない羽生恒平や川又仁も含めて、チーム力を持っているので、選手全員がこの勝利に貢献したと思っています。
ーー最後に得点が取れたことでの勝利ではありますが、7得点したものの5失点しています。守備的なトリポディ選手が前節から引き続きゴールし、復帰したラファ選手もゴールを決めるなど得点力はありますが、守備の改善は必要だと思います。どのように捉えて、向き合っていきたいですか。
清水:細かく振り返ってみないと、今の段階では分からない部分もありますが、間違いなく言えるのは個人の意識だけではなく、チームとしてどう改善していくか。当事者意識を全員が持つことで、改善されていくと思います。この試合までしっかりできていたものが今日できなかったのは、個人、個人の小さいミスが重なってしまったのかな、と思いますが、失点を学びに変えて、もう二度としないように1週間突き詰めていく方向に変えていけると思っているので、まずはしっかりと検証して、監督の振り返りも含めて、当事者意識を待って改善していきたいと思います。
また、こういうビッグマッチでの簡単な失点は、勝利を逃してしまい可能性もあるので、そこはもう一度肝に銘じて、次の試合で起こさないようにチーム一丸となって改善していきたいと思います。
ーーこのビッグマッチを終えて、最後の円陣ではどのような声をかけましたか。
先ほどと少し似たような話になりますが、「今日出たミスを一人ひとりが受け止めて、改善して、強くなっていこう」というメッセージを残しました。僕だけではなくて、アルトゥールやトリポディのような経験のある選手が、経験値や実体験を踏まえていろいろ話してくれるのも、チームの良さだと思っています。ベテランだろうが、若手だろうがミスの重さは変わらない思っていますので、一人ひとりが持ち帰って修正してまた強くなれると感じ、そういった言葉を残しました。
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