【試合後会見】立川・サバテ監督「このレベルでは11位、12位」と危機感を滲ませながらも中断期間のレベルアップに期待

【試合後会見】立川・サバテ監督「このレベルでは11位、12位」と危機感を滲ませながらも中断期間のレベルアップに期待

2026年8月2日/アリーナ立川立飛
メットライフ生命Fリーグ2026-27 ディビジョン1 第10節
立川アスレティックFC 0-2 エスポラーダ北海道
出席者:サバテ・アルベル監督/南雲颯太主将


ーー試合の総括をお願いします。

サバテ:最初にファンの皆さま、来てくれて本当にありがとうございました。そして、ごめんなさい。今日はチームのパフォーマンスが悪かった。それが最初の問題。それは私の仕事です。前のゲームでは北九州に負けましたが、私たちのパフォーマンスは良かった。チャンスがあり、相手に何もさせませんでした。でも、負けました。今日はまったく違い、最後の16メートル、14メートルでチャンスがたくさんあって、28本のシュートを打ちましたが、分からないですね。今はゴールが難しい。

みんな少しストレスがあるので、それぞれのアクションは悪くないものの、このマネジメントは簡単ではありません。今日は全部のメンバーを使って、全部のメンバーに同じリアクションがありました。ゴール前も悪くありませんでした。トレーニングもたくさんやっています。前のシーズンもその前も、最後の16メートルで、私たちはとっても強かった。でも、今シーズンは難しいです。もちろん、僕は相手にたくさんリスペクトがありますし、このリーグの試合はそれぞれ簡単じゃありません。でも、今日は北海道に何もさせなかったのに負けました。それは今日のとってもダメなところです。それも一回じゃなく、レベルを下げ、集中力を下げています。それはよくないことです。このあと、一週間の休みの後で、カップ戦があります。再来週には、違うチームがいるはずです。選手のパフォーマンスが悪かったら、それは監督の問題です。でも、選手たちはもっとできると思います。もっとレベルを上げてほしい。集中力とテンションはマネジメントが難しく、自分でチャレンジする必要があります。

今週も毎日、トレーニングをして、僕は同じモデルで進めました。モデルが良かったら、定位置が良かったら、守備が良かったら、相手にはチャンスがない。でも、今日はストレスからそのモデルを使わず、選手が自分で選びました。僕はベンチから少しびっくりしました。「何をしていますか?」と。フィクソが抜けて、中のスペースが残ります。それはトレーニングでやっていません。ベテランの選手もミスが多かったです。今、上位リーグはとても難しい状況になっています。明日(3日)浦安が勝ったら、8ポイントの差が開きます。でも、このチームはできる。次はカップ戦で、相手は浦安。みんなのモチベーションが高くなり、多分、私たちのパフォーマンスは素晴らしいものになります。スポーツはずっと、次の試合が一番大切です。みんなでカップ戦、勝ちましょう。

終わったら、次の試合が大分でのアウェイで(一巡目の)ファイナルです。今、チームにはコンペティション(競争)が必要です。今日、(南雲)颯太も少しプレーをしたし、カン・ジュガンも練習に参加し、ダニエル・ホザも来週から練習に入って、コンペティションが生まれます。フィールドは16人になりますが、僕は12人だけを選びます。だから、選手の調子が悪かったらプレーはできない。簡単です。レベルを上げるためには、リアクションがいります。ファンの皆さんには、とても残念な思いをさせてしまいました。それがスポーツですが、それでいいわけじゃないと思っています。

南雲:まず、これだけ多くのお客さんが来てくれた中でこういう試合を見せてしまったことは、本当に情けないというか、申し訳ないという気持ちがあります。結果は0-2でしたが、それ以上に何か見せられたものがあったのかな、とすごく疑問に思っていて。勝ちたい気持ちを見せることや、シュートを決めるため、点を取るための動きを一人ひとりがしていたのかな、って。でも、普段からそういうことを意識しないと、試合で急にできるようになることではないと思うので、やっぱり一人ひとりがもうちょっと意識を高く持ってレベルを上げていかないといけないですし、勝つためにそれぞれが行動しないといけないと今日すごく感じました。すごく残念な結果になってしまいましたけど、試合はつづくので、また全員で一から作り上げていきたいと思っています。

ーー第4節の長野戦以降、勝利から遠ざかり、直近の2試合は無得点です。監督のコメントにあったストレスというのは、勝てていない、勝ちきれないこと、得点が決まらないことがつづいてのものでしょうか。前節はいい試合はできていたけど得点ができなかった、今日はパフォーマンス自体が良くなかった、今、チームには何が起きていますか。

サバテ:
最初に、マインドのマネジメントはとても難しいですね。みんなの目標は、良いパフォーマンスとゴール。でも、今はそういった感じがありません。僕は選手のリアクションも確認していますが、パスミスをしたあとのリアクションがネガティブです。それは良くないですね。スポーツはいいフィーリングを持たないといけません。そういったリアクションをすれば、次のアクションも悪くなります。練習では対戦相手がいないので、みんながいいトレーニングをしています。でも、試合のテンションはまったく違う。ファンの皆さんは、もっとストレスを感じているはずです。私にはゴールが必要です。それだけです。ゴールを決めたらこのチームは大きく変わります。(大澤)マサにはゴールが必要です。(湯浅)拓斗にも、(酒井)遼太郎にも、ゴールが必要です。青(大祐)にも必要です。このタイプの選手たちに今、ゴールがないので、チームが難しくなっている。この選手たちはキープレーヤーです。そのキープレーヤーが仕事をできなかったら、次のオプションとして若い選手たちはまだ経験がないので、簡単ではありません。

今日は(木原)悠吾にチャンスがあり、いいプレーをしました。多分、今日の一番は悠吾です。だから僕も、少し長くプレーをさせました。でも、(栁田)拓海も安藤(大智)も(倉科)亮佑も今日はちょっと難しかった。もっと高いレベルが必要です。パワープレーもリスクがあります。今日は(北海道の)ゴールの前に、拓斗がフリーでチャンスでした。エリアの中でシュートをしたら、リバウンドから相手にゴールをあげてしまいました。北九州戦も同じです。遼太郎がエリアの中でフリーでした。GKのリバウンドから相手が2-0で勝利。簡単じゃないですね。でも、リスタートが必要です。ホザが入ってくると、チームは助かります。14メートルでのプレー、彼はうまいです。シュートも右と左で打てる。でも、他の選手も必要ですね。10ゲームを終えて14得点だけ。びっくりです。このレベルでは、リーグのランキングで11位、12位になります。もっとレベルを上げることが必要です。でも、諦めずにまずはカップ戦をがんばります。

南雲:ストレス、そうですよね。うーん。僕らのチームはセットで試合に出るというよりは、常にいろんな選手と出るスタイルなので、そこでそれぞれの選手の強みがうまく生かしきれず、少しストレスを感じている選手もいるかもしれません。お互いに自分のやりたいことでぶつかっちゃうようなところもちょっとあるかな、と感じています。4人でしっかりイメージを共有して、いい攻撃をつづけていれば必ずゴールにつながってくると思っているので、そのあたりをしっかり練習からコミュニケーションを取って。チームとして質を高くやらないといけないと思います。

ーー今日の試合を終えて、3勝2分5敗です。中断期間の間にカップ戦もありますが、カン・ジュガン選手とダニエル・ホザ選手が入って、さらにコンペティションも生まれます。監督はここからどういったチーム作りをしていきたいと考えていますか。また、南雲選手は負傷から復帰し新しい選手との競争も生まれる中で、自身として、チームとして、どうなっていきたいか教えてください。


南雲:僕はまず、8ヶ月ぶりに試合に出ることができて、少し安心しています。試合に出ていない期間で見てきたもの、感じたものを、これからピッチで表現したいです。パフォーマンスの悪い選手が試合に出られないのは当たり前で、自分で出場時間を勝ち取ってこそだと思うので、僕もしっかり競争をして、もっと基準高く、質も高くできるようなチームを作っていけたらな、と思います。

サバテ:僕が選手のときも同じだったのですが、新しい選手が入るとモチベーションが上がります。そういった変化を探しています。ホザは多分、もう少し前からトレーニングができたけど、やりませんでした。目標は8月の休みの後で、みんなもモチベーションが高いので、多分変わりますね。パフォーマンスも変わると思うので、安心しています。彼は経験がたくさんあり、。レベルが高い。他の国のトップのリーグでもプレーをしてきたので、彼の存在は助かります。

カンも経験がありますが、26歳までサッカーをしていて、それからフットサルなので、トレーニングに入ってもまだオプションが少ない。まだ少し時間が必要です。 

そして、颯太も大切ですね。私にとってはキープレーヤーです。怪我の前に「一番の選手は誰ですか」と聞かれたことがあります。私にとっては颯太です。 3-1、4-0のゲームコントロールがすごく良かった。でも、ここから怪我のないように、時間をかけて戻ってほしいと思っています。