【試合後会見】残留に向けファイナル初戦勝利の大分・狩野新監督「自信を持って選手たちを送り込めた」

【試合後会見】残留に向けファイナル初戦勝利の大分・狩野新監督「自信を持って選手たちを送り込めた」

2026年2月15日/ホワイトリング
メットライフ生命Fリーグ 2025-2026 ディビジョン1
ファイナルシーズン 長野ラウンド
シュライカー大阪 2-3 バサジィ大分
出席者:狩野新監督/吉田圭吾主将

ーー試合の総括をお願いします。

狩野:立ち上がりは我々だけじゃなくどのチームもそうだと思うんですが、入りのところが悪いという想定はしていました。もう少し全体で集中力を切らさずに入れたら、いい戦いができたのかな、と思います。でも、自分たちは後半、勢いを落とさないというところをトレーニングから常にやり続けてきたので、心配はしていませんでした。メンタル的な部分でもすごく安定していて、点を取られた後も1対1 の局面だったり、しっかり相手を見極めて冷静さを欠かずにプレーできたところが、1試合を通して良かった部分だと思います。ファイナルの5戦は大混戦になったり、非常に苦しい試合になったりすることを想定して準備してきたので、冷静に戦えたことが良かったと思います。

吉田:ファイナルシーズンの初戦に勝利できて本当に良かったです。1失点目は自分がちょっと緩くなってしまい、本当に反省しているんですが、チームメートが3点取ってくれたので、一体感を持ってみんなで勝利できたという実感があります。ただ、ここからまた2連戦があるので、そこに向けてまた切り替えてやっていきたいと思っています。

ーーファイナルシーズンの5試合、まず初戦がすごく大事だったと思うんですが、レギュラーシーズンから中断期間があった中で取り組んだことはありますか。

狩野:そうですね。この 1、2試合に向けては残留するためという目標が明確でした。コンディションを含めて素晴らしいパフォーマンスが出せたことは、積み上げてきたことが出せたと思っています。何をしたのか、というところでは具体的な内容は控えますが、フィジカルベースをもう一回上げて、苦しいトレーニングを積んでもらい、軍隊のような走り込みもしました。監督としては5試合のうち、1、2試合がうまくいかなかったときのことも想定しておかないといけないので、メンタル的な強化も絶対的に必要だと思い、それをトレーニングで組み込むのは非常に難しいですが、強く戦うためと選手たちが理解してくれました。試合の中でそれを体現できたのは大きかったですね。精神的な取り組みを通し、チームとしては崩れることはないと思ってうるので、自信を持って選手たちをピッチに送り込めたと思っています。

失点のシーンなんかはもっと改善しなきゃいけないと思いますが、自分の実感としては積み上げてきたものが出せた試合でした。かなりきつかったと思いますが、選手たちもすごくハードワークをしてくれました。これを当たり前だと言い続けて、選手たちは理解しながらピッチに立ってくれたので、素晴らしかったと思います。

ーー2点目は吉田選手が冷静にアシストをしました。仁部屋選手の位置を見て、折り返したら決めてくれるといった自信があったんでしょうか。

吉田:そうですね。一人抜こうかな、と思ったときに田村選手がオーバーラップしてくれて、その反応を見ていたんですが、相手が少し中を切ってきたので、逆にもう一枚来たところを抜いて、その瞬間にニブさんが動き直してくれて、僕が顔を上げたタイミングで打てる位置にいてくれたのが本当に大きかったですね。僕はただ、その方向を見たらニブさんがいたから出しただけ、といった感じです。

狩野:監督目線で言うと、あれはトレーニングの積み重ねで、その形での得点が多かったので、まあ普通かな、と(笑)。でも、積み上げてきたものが出た得点なので素晴らしいと思いました。

ーー試合が終わって挨拶をして、自チームのベンチに戻ったときに「勝ったぞ」というすごく実感のこもった声が聞こえました。勝った瞬間はどういった気持ちでしたか。

吉田:やっぱりうれしいですね。僕たちはアウェーで勝っていないので、初勝利という意味では本当にすごくうれしかったです。